F-13-05

Tansei-shônin 弾誓上人
Kômyô-san Amida-ji Kyôto-shi, Sakyô-ku, ôhara-kochihira-machi 光明山阿弥陀寺(浄土宗) 京都市左京区大原古知平町
多聞天  盗難除滅  増長天 南無阿弥陀仏 時国天  福寿増進  広目天 [朱印] ・・・・ 一流本山 阿弥陀寺 洛北大原
慶長14年(1609)、木食上人弾誓(たんせい)上人が開山。弾誓上人は尾張国に生まれ、9才で出家。美濃の山奥で二十余年修行をつんだ後、諸国行脚に出た。佐渡島にて生身の阿弥陀仏を拝し、他力念仏の深義を授かり、信州、相模を経て、慶長14年(1609)、ここ古知谷(こちだに)に来られたという。上人は岩穴に住み、念仏三昧の日々をおくり、霊木で自身の像を彫り、自らの頭髪をその像に植えた。この「植髪の尊像」は如法念仏の道場(本堂)の本尊となった。 その後、慶長18年(1613)、上人は本堂脇の岩を修行中の僧たちに掘らせ、二重の石龕(せきがん)に生きながら入り、即身成仏となった。ミイラ仏となった上人の遺骸は石棺に納められ、本堂横の石廟に安置されている。
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